仕事を知る

パントリーとラッキーを支える5部門を、実際に職場で働く社員の声をもとにご紹介します。

農産部門

農産部門

野菜と果物を仕入れ、
商品化を行う部門。

農産部は、「野菜」と「果物」に大別されます。多くの店舗では入り口に位置する、最も“季節感”のある部門です。当社の店舗では、陳列前に最適なコンディションに整える蘇生やトリミング(傷んだ箇所を取り除く作業)を行います。
またどのような商品に、どのような加工をし、いくらで売るか。これらすべてを判断するのが主任の仕事。生産者、産地、そして季節など、複数の要素から検討されますが、基準となる軸はやはり「味」です。販売する商品そのものを食べることはできないため、定期的に自分で試食し、「そのブランドの平均クオリティ」を知っておく必要があります。
大近が入荷する商品は、有機栽培や減農薬など、生産者のこだわりのある品が多く、価格も通常と比べて高い。しかし、「お客様に安く買ってほしいから」と生産者から安く買えば、生産者の安定した生産を損なう恐れがある。だからこそ価値を見極め、価値のまま買い、価値を伝え、価値のまま売る。農産部門の主任は、生産者とお客様をつなぐメッセンジャーです。

向いているのはこんな人
  • 自分の考えを積極的に表現できる人
  • 自分で食べたものを、お客様におすすめしたい人

畜産部門

畜産部門

牛肉・豚肉・鶏肉などの精肉加工、
商品管理を行う部門。

おもな仕事は、肉の仕入れ・加工・商品化です。バイヤーが仕入れた肉を、売上予算を基に数量を計算し自社のセンターへ発注、店舗ではパートさんと協力して加工販売を行います。肉の種類や部位の特性、季節に応じて、しゃぶしゃぶ用やすき焼き用、ステーキ用などの商品化を判断しながら販売。加工技術が必要になるのはもちろん、産地による特性・ブランドの知識も不可欠です。さらに、同じ産地から仕入れた同じ部位の肉であったとしても、日によって品質にばらつきがあるのが畜産品。仕入れた肉の価値を見極め、品質に応じた価格を設定するのも主任の仕事になります。
また、大近の畜産部門では対面販売を行っていることも特長。完成した商品をショーケースに並べるだけではなく、「まちのお肉屋さん」のようにお客様の要望に応えることも仕事です。大切な方へ贈りたいといったギフト発送にも対応。お客様と顔見知りにもなるため、「大近のお肉は安心で高品質」という責任を担う存在です。

向いているのはこんな人
  • お客様と笑顔で会話ができる人
  • お肉が好きで、自分で食べて味わい、おいしさをお客様に伝えられる人

水産部門

水産部門

魚をさばく「鮮魚」と、
干物などを加工・管理する
「塩干」部門からなる部門。

鮮度管理が難しく、包丁を使って魚をさばくため、主任の能力次第で“商品化”に差が出るのがこの部門の特徴。加工技術はもちろん、魚の種類や旬についての知識も必要になります。数年かけて技術と知識を身につけることで、主任として売り場を担当することができます。
何を仕入れ、いくらで販売するかを決めることがおもな主任の仕事。膨大な種類が存在する魚から、何を選び、どのようにさばき、いかに組み合わせてパッケージするかを日々考案。「商品」になるまでの過程のほとんどが、店舗ごとの主任の判断に任されています。
魚は特に地域性が色濃く出るジャンル。例えば“兵庫の店舗では地の兵庫県産が良く売れる”など、店舗によって「売れ筋の産地」もさまざまなため、マーケティング能力も不可欠です。

向いているのはこんな人
  • 技術を身につけ、手に職をつけたい人
  • 緻密で、細やかな仕事が好きな人

デリ部門

デリ部門

お弁当や店内で調理した惣菜を
つくり、販売する部門。

購入後の調理が不要で、お客様がそのまま口にする商品を販売するデリ部門。近年スーパーにとって需要が高まっているお惣菜コーナーを担う主任の、最も重要な責務は衛生管理です。ともに調理・加工を行うパートさんの動きに注意を払い、安全な商品をお客様に届けられるようしっかりと管理します。また衛生管理だけではなく、食品の表示義務など、頻繁に更新される法律も把握。さらに、200種類以上の惣菜商品を同時に取り扱いながら、利益をコントロールする能力も主任には不可欠です。
本社が設定したメニューから、季節や地域性を鑑みてラインナップを考案。仕様書を提出することで、店舗のオリジナルメニューを販売することも可能です。大近の商品は、他社に比べてやや価格が高いという特徴があります。そのためお弁当ひとつとっても、おかず・原材料にどのようなこだわりがあり、いかにおすすめできるのか、POP掲示などでお客様に伝えていくことも大切です。

向いているのはこんな人
  • 料理好きで、段取り良く行動できる人
  • 季節の変化に敏感で、旬の食べ物が好きな人

グローリー部門

グローリー部門

「デイリー(日配食品)」と
「グロッサリー(一般食品)」、
日用雑貨を取り扱う部門。

冷蔵を要する日配食品「デイリー」(牛乳・乳製品・漬物・豆腐など)と、冷蔵を要しない一般食品「グロッサリー」(飲料・菓子・缶詰など)。大近ではこれら二つを合わせてグローリー部門と呼んでいます。ほかの部門と比べても圧倒的な品数を取り扱うこの部門。すべての商品知識・商品管理を主任が担います。
また季節に合わせた売り場の考案や、メーカーの営業対応・交渉も行うこともあります。大近では、本社の企画するフェアをそのまま行うだけではなく、主任の裁量で店舗ごとに販売企画を展開することができます。例えば、メーカーが「しょうがスープ」の販売交渉に来店された場合。そこで試食販売を交渉し、さらにほかの商品である「しょうが湯」や「粉しょうが」などと組み合わせ、「しょうがフェア」として売り場を考案することも可能。
多くの商品を取り扱うため、部門におけるパートさんの人数も多くなります。商品と人、すべてをまとめて管理する能力が必要です。

向いているのはこんな人
  • 新商品の試食が好きな人
  • 多種多様な商品と、パートさんをまとめ上げることができる人

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